2007年05月12日

マンドリン。

その古いマンドリンは、優しくて深みのある音がした。

古き良き時代の、○UNISHIMAのマンドリン。
その音の良さは、もちろん物の良さからも来ているのだが。

ペグの傷みもほとんど無く、軽くチューニングをするとそのまま弾ける。

座って少しかき鳴らして見る。


ああ、そうだったんだ。


その大きな人は、愛する人を抱き座り、そのマンドリンを鳴らしていた。
互いに愛して止まず。
暖かくて優しい時間を、このマンドリンの音と共に過ごしていたんだ。


今は亡き二人の互いを思う気持ちが、このマンドリンをまだ残している。

このマンドリンが行く先は、必ず幸せになるだろう。

時が果てさせるまで。
posted by ゆめ鼓 at 22:25| Comment(0) | 見えたもの。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

れいかへ。

hanami07.jpg奴はまだ、納得していなくて。

自分が何故死ななくてはいけなかったのか、
死にたくなかったのに、死ななければいけなかった。

安楽死を選んだ事、安楽死させられた事は何故なのかは解っているのだけど。
私の想いも全て理解はしてくれているのだけど。

生きていたかったんだと。

だから、まだ、優しい暖かい所に行けずに。

父ちゃんが「俺の傍に来て、人を脅して楽しんでる。そんな事してる場合じゃないのになあ。」


他の方法は無かった。


毎日、迷わない様、傍に呼び寄せている。

さくらが逝く時には、一緒に逝けるかな?

もしも、それでも駄目なら、私が逝く時に一緒に行こうね。


待っててね。


今年も水木の花が咲いたよ。
posted by ゆめ鼓 at 18:39| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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