2006年10月07日

押さえる手。

先日、写真を撮る毎に、表情を変える馬の絵があったが、

今度のそれは、写真を撮る毎に、わずかに歪む。
解るや解らずやの微妙な歪みなのだが、問題はその上の、それもわずかな光だ。

苔むした緑の重苦しい光。
いや、光よりは光を吸う色。
それも普通に見れば解らないだろうなあ。

撮る毎に、それは絵に斜めに差している、様な気がする。

エッチングのさらりとしたタッチでカップ等の静物に、具象の女性の顔。
作者も一応は画家としての名もある。

アングルを変え、数枚撮って確認。

まあ、あまり気にするほどでもない。
この写真で良いだろう。

デジカメの電源を切り、絵を荷物置き場の棚に立掛けて部屋を出るその時、

その絵の焦げ茶の額縁の裏から、白い手がふわりと額を押さえるのを見た。
posted by ゆめ鼓 at 22:07| Comment(8) | 見えたもの。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。